紅葉
おしまい    Vol.28since1999

●北アルプス山麓の紅葉
●香り高き手前そばの味
●秋の匂い、たき火の季節

 
●仁科三湖と秋の雲
    ●秋の体験教室も大にぎわい

     
●BLOG●back number Vol. 1ー2 -3 -4 -5 -6 -7 -8 -9 -10-11-12-13-14-15-16-17-18ー19
ー20ー21ー22ー23ー24ー25ー26ー27ー28ー29ー30ー31ー32ー33ー34ー35ー36ー3738ー3940-41ー42.43-44 -45-46-47-48-49-50


北アルプス山麓の紅葉

10月に入ると山はほんのりと色づきはじめて、空も日増しに青さをまして本格的な秋を迎えます。紅葉が標高の高い所から少しずつ
山麓におりてくるさまは毎日スローモーションのように変化して眼を楽しませてくれます。山にくらす醍醐味です。山桜や山ボウシ、
ななかまどの紅葉は早くてその後、黒文字、ハゼ、ヌルデ、山うるし、もみじが競うように山を黄に赤に染めていきます。

香り高き手前そばの味

信州と言えばソバ。そこかしこの村や町で今、ソバ祭りがたけなわです。
キャンプのソバ打ち教室も何組かのお客さまで盛り上がり、手前ソバに舌鼓です。

秋の匂い、たき火の季節

赤や黄色の落ち葉が、道を隠すほどです。これを集めては、焼き芋を突っ込んだりしてたき火をします。
それでも最近は、枯れ葉は集めてたい肥にする事の方が多くて、もっぱら、種をつけた草を燃やす事の方が多くなりました。
たき火をするにつけ驚くのは、そのかさのへりようで山のように積んだ草も、ほんの一かたまりの灰になってしまいます。

火を燃やすというのは、すごく楽しく心踊るものです。何も考えずその生き物のような炎を眺めるだけでもおもしろく、
時々煙りを体中に浴びながら、ゆく秋を想うのもなかなかおつなものです。

梅もどきを採りに

高瀬川の土手にツル梅もどきの実のついた枝を採りに行きました。長めの黄色い実が一杯ついたツルを集めて
リースを作る案配にクルクルと丸めておくと、黄色の実が割れて中から真っ赤な種が顔を出して可愛いイオブジェ
が出来上がります。

秋の体験教室も大にぎわい

この秋もたくさんの方に色んな作品を作って、楽しんでもらいました。傾向としては、陶芸よりはスプーンなどや
木彫りの皿などの木工作が人気でした。持って帰れるのがいい所かもしれません。

秋の海は青く風が冷たい

秋の初め、浜辺で蟹をたらふく食べて、水遊びするのが我家の毎年の行事となりました。越中宮崎のヒスイ海岸は、
水も青くすんで、初秋は人陰も少なくまるでプライベートビーチのよう。でもちょっと淋しいかも。ここは、
ヒスイ海岸の名がついたように、ヒスイが採れるらしく、またきれいな石がたくさんあって家族お気に入り。


暖炉巷談

冬に向けて煙突掃除をしました。高いところは好きなのですが、最初はいつもへっぴり腰になってしまいます。
地面からやく13mはやはり、見晴しが良くて気持ちいい。ススがたまると火事の元になるので掃除が大事。

美しかった紅葉も、風に舞っては庭をおおい尽くす落ち葉となります。それはまるで朝露に煌めく宝石のよう。
色とりどりの秋もしばしお別れ。もうすぐ、冷たい北風が真っ白な冬を運んできます。

今年も暖炉の活躍する季節となりました。もういつ雪が降ってもおかしくない季節で、木の雪囲いやら、
草花の鉢あげ、そしてまき割りと忙しい毎日が始まります。枯れ葉が舞って秋も終わりかなと思うこの頃です。