Vol.18since1999

●ヤナバの春はこれから
 
●塩の道祭り
  ●新潮社の「心を癒す宿40」にキャンプが4ページ紹介されました
   ●お上りさん家族、東京を行く
       ●暖炉巷談  
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ヤナバの春はこれから

このところようやく桜が咲き始め、日々、新芽の萌える緑が点から面へと匂うように変化しています。
山に暮らしていて自然の息吹をいちばん実感する季節です。


春の香りに誘われて、福寿草や座禅草、片クリの群生地を行けば、そこかしこに大山桜やこぶしの花が新緑の中、春風にそよいでいます。せきれいやメジロ、シジュウカラなどの小鳥たちもうるさいほどに姦しく春を楽しんでいるようです。

塩の道祭り

5月の連休に小谷村から白馬村そして大町までの塩の道「千国街道ちくにかいどう」を
歩く
塩の道祭りが開かれます。今回で22回目ということでなかなか人気のあるイベント
として定着しています。新緑の清々しい中、昔の扮装でゆっくりと塩の道を辿ってみると
きっと昔の旅人になったような気分になれることでしょう。特に大町の湖畔道中は、春の
仁科三湖をめぐるコースで緑に澄んだ湖と水面に写る新緑や山桜、大山桜の彩りが美しく
特にお勧めです。コースは4つありますが、すべてを歩く決まりでもなく、どなたでも
自由に参加できます。尚、湖畔道中は送迎致しますので気軽に御参加ください。

詳しくは塩の道祭りの案内を御覧ください!

新潮社の「こころを癒す自然の宿」にキャンプが4ページ紹介されました

4月25日発売の新潮社の「こころを癒す自然の宿」にキャンプが4ページ紹介されました。
2000年のシンラ7月号の特集「こころを癒す自然の宿20」の記事をもとに写真を差し換えしたものです。

お上りさん家族、東京を行く。深川、月島、佃島編(森彦の日記より)

今日は3つのところに行きました。東京のおばあちゃんも一緒です。

最初は深川資料館です。大人は300円、子供は50円でした。
すごい差だなあと思いました。中には160年前の長家がありました。
お母さんjはすごい気にいって、そこら中ぐるぐる回りながら見ていました。
ぼくは、あんまりおもしろくなかったけど、やっぱり、ぐるぐる回りながら
見ました。

その次は、もんじゃ焼きストリートへ行きました。おかあさんが、
もん吉という名前にひかれて入った店は大失敗でした。
食べたあと水をくださいといったら、「コップがないから、あげられません」
といわれました。お父さんは頭に来て店をでてしまいました。
そのあと、お母さんとお姉ちゃんが水をもらいに行くと、コップは山ほど
あったそうです。
そのあと色んなところを見ていると、すごい安い店がありました。
もっと高い店もあったけど。親は、全員おこっていました。


その次は、つくだじまに行きました。つくだじまには、だがしやが一件ありました。
なので、だがしやにはいりました。だがしやだからやっぱりやすかった。つくだじまの
まわりには、ビルのすごい高いのがありました。古い家もありました。川を見ていると
お母さんが、「臭い!」といって消えました。佃島というので、つくだにをかいました。
それから、家に帰りました。おわり。

深川資料館にはなかなか感動しました。物がなかったには違いないでしょうが、本当にシンプルな町家の暮らし。
道具にしても、その一つ一つが機能的で無駄がなくしかも美しい。忘れていた何かを思い出させてくれました。

月島も楽しみにしていたのですが、もんじゃストリートの俗っぽさにはがっかり。それでも横道に入ると昔ながらの
横町といった感じで植木鉢の花も心を和ませてくれました。でも「もん吉」は、横道にあったけど。

佃島も再開発が進んで、昔ながらの家は本当に少なくなってしまったようでちょっと残念。駄菓子やが一件、酒屋が
一件、それから老舗のつくだ煮やさんが二件あいていましたが淋しい限り。それでも高層ビルとのコントラストは
佃島エアーポケットといった感じで面白い。東京駅の本近くのワンダーランドでした。(父)


暖炉巷談

春は近所をぐるっとひとまわりすれば、色々な山菜を手に入れることができてうれしい毎日。
ただそれらは、ちょっとほろ苦かったり香りが強かったり、かなり個性的な味わいの物が多くて、
また、それがなんとも言えない味わいで、口に入れたとたんウ〜ン春だなぁと思わず呟いてしまうのです。
コゴミのようにまるでアクのない食べやすいものもありますが、アクこそが山菜のだいご味です。

この当たりの春一番は、ふきのとう。少し小さめに切って味噌汁の具にしたり、細かく刻んで味噌と
合わせさっと炒めればフキ味噌の出来上がり。炊きたて御飯にフキ味噌をちょっこッとのせて
いただくと、口の中はほろ苦いフキの風味で一杯になっておもわずおかわり。酒のつまみにも上々。
たらの芽やコシアブラ、山ウドなどはもう少しあと。今の旬は何といってもクレソンかな。

水辺や湿地の小川などに群生するクレソンは今が食べごろ、もう少しすると花が咲いてとうが立って
しまいます。あまり食べ過ぎると体が冷えて良くないといいますが、ほどほどならば問題ありません。
さっと水洗いしてサラダに、好みのドレッシングをかけていただきます。我が家では、お酢としょうゆ
とサラダオイルをまぜたドレッシングがクレソン用です。パプリカと大蒜もはいっていたりします。
サクサクパリパリした食感と苦味が最高。洗い上げたままお肉と一緒に食べるのもなかなか良くあいます。
肉の味を引き立ててくれまた消化にも良いようです。最後に内緒なんですけど、クレソンって鍋に
しても最高なんですよ。新鮮なクレソンが手に入ったら是非ためしてみて下さい!色々工夫してみてね。

もうすぐ、ゴールデンウイークです。長引く不況でお客さんが少ないのが悩みのカントリーインキャンプ
ですが、4月25日に新潮社発行の「こころを癒す自然の宿」で4ページ取り上げられたのが救いかな1?
是非立ち読みを!そしてホームページも見てもらって、さあ、春のキャンプに出かけよう!!
いつか皆さんとお目にかかれる時を楽しみにしています。